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支配

支配することは自由ではない。

これは誰もが、同意できること

でも、すべての人が何かに支配されている。

 

支配している人も、支配されている人も

すべての人が、不幸である

私はその支配を解きたい。

 

何かにおびえて、誰かを支配するより

ただ、自由に動きたい

この世界のどこかにあると信じて生きていた

でも、そんなものはなかった。

 

すべての人たちが、何かにおびえて

何かに支配されていた。

 

わたしは、どこに行っても支配されていた。

 

その時、瞑想に出会った。

その瞑想こそ、支配を解くカギになると思って瞑想を続けていた。

 

瞑想を続けていくと、自分の中にある恐怖が出てくる

その恐怖こそ、支配の原動力になってた。

恐怖を開放し続けていると

支配が和らいできた。

 

誰かに支配されている感覚が消えていった。

その分だけ、自分が自由になっていくのが感じられた

自分の中にある恐怖こそが、支配の原因だった。

 

生きていくうえで、恐怖はなければならないもの

しかし、恐怖にとらわれる必要はない

恐怖を、静かに味わって開放すること

瞑想は、これを目指している

 

だから、瞑想を続けているし

瞑想を伝えようとしている。

瞑想こそが、人間の人生において必要なものであることを実感しているから

 

支配からの解放

そのために、瞑想が必要になる。