私たちは、いろいろな組織を作る
家族、地域、会社、国家、ありとあらゆるところで組織を作る
組織を作ることによって、生活を便利にしていく
生きやすくなるために、組織を作っていくのに
いつの間にか、組織を大切にして自分のしたいことができなくなっている
そのために苦しみを感じていても、見ないふりをする。
組織の中にいる、それはある意味、安心感を得ることができる
組織に守られているという、安心感である
その安心感は、長くは続かない
組織の存在そのものが、恐怖で出来ているから
恐怖は、この世界を作っている
どこを見ても、恐怖がある
恐怖が隠れている
その恐怖が、組織を作り組織の中に恐怖をまき散らしている
組織のトップは、部下に対して何も信頼をしていない
いつ裏切るか分からないから
部下は、上役を信じない
いつ責任を取らされるか分からないから
だから、組織の中に派閥を作る
自分の仲間と見えるものを、そばに置こうとする
でも、それもまた恐怖によって分裂していく
これは、どんな組織でも同じことが起こる
組織は、このように作られ消えていく
組織は誰も守らない、組織は組織を守るために存在している
恐怖によって守られているように見える。