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カルマ・ダルマ

カルマと言われるものは、この世界を作っているものすべてのことを指している。

それは、物質だけでなく、情報、経験、思考、観念、時間、言葉など

ありとあらゆる物を、まとめてカルマと言い表している。

 

何か特別なものを、取り上げてしまうと

そのことに人間は、囚われてしまう。

そのことを防ぐために、カルマという全部を言い表すものを使って

表現をしているだけであって

カルマが、何か悪いものであることではない。

 

カルマと対になるものにダルマがある。

 

ダルマは、流れである。

世界の根底にある、大きな流れの総称である。

その流れは、一定の速さで流れている。

私たちの世界は、その流れに従って動いている

 

カルマである私たちの世界は、ダルマの流れに乗っていくだけの

船のようなものであって

カルマには、できることはない。

 

ダルマとは別の言い方に変えると、「信頼」になる。

ダルマは、この世界のすべてを受け入れている

それを、また別の言い方にすると「愛」になる。

 

カルマは、ダルマに任せてしまうと静かに流れていく

ダルマの流れを、信頼していく。

それこそ、愛そのものである。

愛そのものになること

ダルマを信頼すること

同じことである。