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天上天下 唯我独尊

「天上天下 唯我独尊」

これは、ブッタが生まれたとき最初に語った言葉である。

後世の人たちは、この言葉を聞いて

「ブッタは、尊いものだ」と、

捉えているが、本当は違う。

 

これは、(人間宣言)でしかない。

ブッタは、人間であるといっている。

 

人間であるブッタは、この世界に生まれたとき

人間であるといっている。

人間は、尊いものであると

 

それを、私たちのエゴでとらえると

「ブッタは、偉大である」となる。

これが、エゴの働きである。

 

私たちは、ブッタと何も違わない。

同じ存在であることを、認めようとしない

誰かと自分を、比べてしまう

比較する必要がないのに、比較する。

 

「あの人は、偉大である」とか「この考えは、間違っている」とか

そうではない。

人間であることに違いはない。

人間であり、エゴがあり、欲望もある

それでいい。

 

それが、人間だから