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変化

人間は変化に恐れる。

変化することに、怯えいつまでも同じ苦しみを手放そうとしない。

 

怯えて握りしめている、その苦しみこそ捨てたいと思っているのに

自分の変化に怯えて、いつまでも同じ苦しみを握りしめる。

苦しみは、自分で作り握りしめる。

 

同じことを繰り返し、誰かの責任にする。

自分は、悪くない

すべて他人が、与えたものだと

 

自分の中を見ないで

外側を、眺め続けている限り

自分の苦しみは、手放すことはできない。

 

変化することを、恐れ怯える必要はない。

変化は、勝手に起きてくる

瞑想を続けていくと、勝手に起きてくる。

 

その変化を、静かに眺めていく

苦しみも、勝手に起きてくる

すべては、勝手に起きて消えていく。

 

すべての中に消えていく

自分自身も消えていく

残るのは、全体と動きだけになっていく。

 

変化を恐れないではなく

変化していく姿を眺めること

自分の中に起きてくるすべてを眺めること

 

周りの出来事は、勝手に消えていく

自分が変化すれば、消えていく

すがりついているのは、自分である。