絶望とは
希望をなくすことではない。
何かに、依存していることを捨てること。
依存しているものがある限り
その先はない。
絶望するということは
今にあることを意味している。
過去と未来を捨てて
いま起きていいることだけを、眺め対応すること
過去に依存している時、そこには恨みがある。
未来に依存している時、そこには怯えがある。
今にあるときは、いましかない。
怯えも怯えも、依存の基礎の上に成り立っている。
依存は恐怖の大地に立っている。
恐怖を完全になくすことはできない。
しかし、影響を小さくすることはできる。
それが絶望すること
絶望には、恐怖がついてい来る。
その恐怖を、なくすのではなく
恐怖の意味を見つけること
絶望するということは
恐怖の限界を知ることでもある。
恐怖は、いつまでも追ってくる
私たちの影のように、付きまとってくる。
所詮、影であることを知れば
何もできないことを理解できる。
恐怖は、影である。
絶望の先には、理解がある。