欲望は消えることなどない。
どんな、聖人でも欲望はある。
欲望が消えたなど、言っている人がいるなら
その人は、嘘をついている。
人間は、欲望の生き物であり
その欲望を、満たすために毎日、生活をしている。
その行為の何が悪いのか?
別に普通の事であって、特別悪いことではない。
ごく普通に、欲望を持ち
その欲望を、満たすために普通の生活をすればいい。
その生活の中に、必ず苦しみがある。
苦しみを避けることはできない。
ただ、苦しみがわいてくる。
欲望があるから、苦しみがあるわけではない。
苦しみが、湧いてくる。
それだけのこと。
欲望は、否定するものではない。
誰にでもある。
私自身にもある。
私の欲望は、とてつもないものでもある。
こんな、欲望がある。
「宇宙の果てが見たい」
こんなとんでもない、欲望を自分自身が持っているのに
他人の欲望を、否定することなどできない。
ただ、調整することはするけど
他人の欲望を完全に否定することはできない。
私たちは、この世界に私たちのカルマの
解放のために生まれてきた。
その開放を、手助けするのが私の仕事であり
欲望の調整をすることが、自分のしたいことでもある。
その中に、苦しみを与えることもある
悲しもの中に突き落とすこともある。
それを、やってカルマを終わらせること
瞑想を伝えていくことは、その背中を押すだけの事でしかない。
流れを信じて、その流れを乱さないこと
自分の欲望は、流れの中に浮かべる
流れが、私の欲望を叶えてくれる。
欲望というのは、誰もが持っているもので
それを否定しては、何も生み出さない。