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極楽

世界は、すべてを与えてくれる。

どんなものも、必要なら私たちに与えてくれる。

必要ない物は、与えてくれない。

そこに、苦しみがあっても

ただ、静かに与えてくれる。

 

私たちは、極楽の中にいる。

何一つ不足していない、すべて完璧に存在する。

そこに苦しみがあっても、すべて完璧に調和している。

それが、極楽の意味。

 

私が苦しいのは、その苦しみが必要だから

苦しみを得ることが、生きている意味

生きている、その意味が苦しみを得ること。

その苦しみも、必ず消えていく。

 

ただ、苦しみの中にあるとき

道を見誤る。

苦しみを恨み、その与えたと思われる物を恨む。

本当は、自分の苦しみは自分の中にある。

自分の外側から与えられたものではない。

 

すべては、私たちのために用意されている。

苦しみも、悲しみも、恨みもすべてが与えられる。

これが、極楽の意味。

私たちに何かする必要はない

与えられる。

 

そのことに気づく

極楽の意味を理解する。

苦しみの中に極楽を見つけ出す。

極楽は、もうある。