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特別

特別なもの。

そんなものはない。

すべてが普通であり、取るに足らないもの。

何か特別なものがあると思い込みたい存在があるだけ。

特別なものがある。

そんなものは、マボロシでしかない。

 

すべてが、普通であり

ごく普通のことが起きて、消えていくだけの事。

どこを見ても、特別なことは起きない。

特別なものであるように、見えてしまうだけ。

 

特別なものであるように見せるのは、思考の現れであって

思考は、いつも特別を求める。

特別な存在であろうとして

すべてを歪ませる。

 

歪みなく物事を見よう。

その様に考えても、所詮思考の産物でしかない

どんなに、物事を見つめても

正解など現れてこない。

 

特別なものであろうとするから。

 

この世界は、何も特別なものなどいない。

ただ、そこにあるだけのもの。

特別の意味などない。

 

ごくごく普通の事。