· 

逆さま

この世界は、すべてがさかさまに見えている。

見えているものは、本当の姿ではない。

なんでも、逆さまになっている。

見えているものは、見えているのだけど

その意味がまるで違っている。

 

これは正しい。

あれは間違っている。

この様のに判断しているものが、すべて間違いでしかない。

 

間違っていることに、気づいてさえいない。

意味を正しくとらえること。

それが、まず最初の関門になる。

 

何が間違っているのかを見定めていかなければ

間違っていることを、繰り返していく。

それがなければ、ますます間違っていく。

間違っていることにさえ、気づいていないで

生きていく。

 

間違っていることに気付くこと、それを啓発という。

あるいは、悟りと言われるもの。

間違っていることに、気づいて生きていくこと

瞑想が目指しているものは、これ。

 

逆さまの世界で、正しく物を見ていく

そうすれば、世界はスムーズに動き出していく。

自分と自分の周りも、抵抗なく流れていく。