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愛とは何か?

愛とは、ごく普通の存在でしかない。

あまりにも普通すぎて、私たちは気にも留めない。

愛は、いつもそこにある。

誰もが、愛の中にあるのに気づいていない。

 

愛とは、特別なものではない。

特別なもであると、思い込む思考がある。

思考が作っているのは、自分が特別であるという

分離意識でしかない。

 

「特別な存在である」

思考は、この様に物事を捉えていく。

すべての出来事、意味、行動など

思考がとらえたものは、すべて特別なものでしかない。

 

この思考でとらえた、愛はもう本当の愛ではない。

思考でとらえた愛は、エゴでしかない。

特別な存在として、愛を捉える。

それは、エゴである。

 

自分が特別であり、すべてから分離している。

その時に、感じるものはすべてエゴの産物でしかない。

 

本当の愛とは、ただある。

空気のように、水のように、土のように

必要な姿で、そこにあるもの

それが愛である。

 

エゴは、意味をつける。

概念を持つ。

分離をする。

 

このエゴも、愛の中にある。

エゴも愛である。

愛は、分離しない。

だから、愛なのだ。

 

特別な愛はない。

普通の存在。

ただ、あるもの。

それが、本当の愛。

 

私たちは、愛の中にあって

愛によって、生かされている。

愛の豊かさの中にあるもの。

私たちは、愛の存在である。